1937年刊行の『満和辞典』(京都帝国大学満蒙調査会発行)以来、77年ぶりとなる満洲語の辞典。故宮博物院(北京)所蔵史料を中心に、著者が20年の歳月をかけて20余種の文献から集めた語彙約4万語を収録する。本文は横書き。見出し語はメーレンドルフ(P.G.von Mollendorff)の音訳法に従ってローマ字化し、アルファベット順に配列。見出し語のローマ字、満州文字、品詞、番号、日本語訳、見出し語漢訳、出典、(あれば)用例、用例の出典の順で記す。
河内良弘(1928.8-),生于日本九州佐贺县武雄市。1945年左贺县唐津初中毕业,1949年佐贺高中(旧制)文科甲类毕业。此后一年任千叶县成田町立成田初中教师,1951年插班人京都大学文学院二年级,跟随宫崎市定、左伯富、佐藤长三教授学习东方历史。1954年3月京都大学毕业,又进入京都大学研究生院文学研究部学习。在研究生时代,专心致力于《明代满蒙史料明实录抄》的编纂和明代女真史的研究。当时的同学有竺沙雅章、小野和子、胜藤猛等人。1956年开始任天理大学亲里研究所助手,同时于1959年3月读完京都大学研究生院的博士课程。